午前5時半に起床。身支度をして朝食を摂り、8時前にはロビーで待機します。
この日はビニャーレス渓谷行きの1日ツアーに申し込みました(3人で185CUC)。ビニャーレス渓谷は、ハバナの西約120kmにあるカストロ…じゃなくてカルスト地形のエリアです。タバコの栽培・加工が盛んで、その景観は世界遺産にも登録されています。
バスはハバナ市内のいくつかのホテルをまわり、西へ。女性のガイドさんがスペイン語と英語でいろいろと紹介してくれるので須賀、息継ぎなしでスペイン語と英語が切り替わるので、そこに順応するのに一苦労でした。車窓より、
こんな風景を眺めつつ、午前11時半前に到着。
逆光になってしまいましたが、サトウキビを絞っています。
洞窟の入口へ。
このおじさんは、チェ・ゲバラについての歌を歌っていました。
この洞窟にはかつて先住民がすみ、植民地時代には奴隷たちが、独立戦争時代には革命家が隠れ家としたそうです。
途中からはボートで進みます。
千葉にあるネズミ園に「カリブの海賊」というアトラクションがあり須賀、リアルでそんな雰囲気の経験をさせていただきました。まあ、ここカリブですものね。
お次はタバコを乾燥させる小屋を見学。
製造工程を説明してくれたので須賀、吸う姿こそサマになっていますね。もちろんこの後購入を勧められる流れだったので須賀、「1本だけだといくらですか?」と聞いたら1本ならとタダでいただいちゃいました。
これは「ムラル壁画」というそうで、地球の歴史を表現しているんだとか。メキシコ壁画運動の影響下のものだそうで須賀、さすがにちょっと周囲の景観と不調和というか、自然に対する人間の尊大な態度の発露*1のようにも見え、あまりいい気分はしませんでした。
近くのレストランでお昼を食べていたら、急に通り雨が。
雨が降っている時も明るいのは亜熱帯っぽいですね。
さらにバスで移動して、ビュースポットから渓谷全体を見渡します。
マイアミまでほぼ500km。ここが最もフロリダ寄りというわけではありませんが、東京~岡山に満たない距離を挟んで、両国が対峙しているのを実感させられます。
全体としてみると、いわゆる世界に一つしかない絶景!という印象ではなかったで須賀、非常に雰囲気のいい眺望だったなと感じます。
再び帰路の車窓より。
こうしてホテルに戻ってきたのが午後6時ごろ。近くにあるレストランで給食のソフト麺のようなナポリタンを食べ、
午後9時には寝てしまいました。
*1:「オレたちは自然を蹂躙できる!」