ここで辞めたらただの負け犬! _ブラック企業で「修行」した男の日常
- 作者: 楯岡悟朗
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/中経出版
- 発売日: 2014/07/31
- メディア: 単行本
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「豆腐メンタル」*1を自称する彼がなぜ、そんな職場で生き抜くどころか成功まで勝ち得たのか。多分それは単純で、彼が明確な目的意識を持ってその会社に入社していたことと、彼には本当の最終手段として、その会社を辞めてもなんとか食いつないでいく方法があった(退路があった)こと、大きく言えばその2点ゆえなのだろうと思います。前者ゆえに仕事に対する自分なりのモチベーションも見つけやすかったし、後者ゆえになんだかんだで今の職場を相対化して眺める精神的余裕がある(と見受けました)。
後者は各人の境遇によるところが大きいで須賀、前者は(主に就職前の段階で)涵養し、選び取ることができる。そもそもパワハラが横行する職場自体が大いに問題ありで須賀、少なくとも目的意識を持って入社しているなら、そこから得られるものはなくはない、ということなのでしょうか。
…あっ、他意はないですよ(笑) 確かにここに来て労働環境は着実に悪化してますけどwww
*1:豆腐のように柔らかく脆い精神力