かぶとむしアル中

取材現場を離れて久しい新聞社員のブログ。 本の感想や旅行記(北朝鮮・竹島上陸など。最初の記事から飛べます)。

北朝鮮竹島イラン旅行記
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ご報告

正月の何が目出度いのかについては特にここ数年、疑問に感じてきたところではありま須賀、誰に会っても「あけましておめでとう」と言って回るところが一番目出度いのではないかと、今日になって思うようになりました。
…ご報告はそのことではありません。細君が現在、妊娠5カ月でして、今年の6月上旬前後に出産の予定です。
最初に産婦人科でそれを伝えられたときは、呑み込めた・呑み込めなかったというより、隣にいた細君の涙に圧倒されてしまった感もありましたが、全く予期していなかったことでもありませんでしたし、「なかなか実感がわかない」というようなこともなかったように思います。むしろ、そこから数日間は一種の興奮状態で、夜中に何度も目を覚ましたり、子供が生まれてくる夢を見たり*1という有様ですらありました。
初期には、産科で聞かせてもらったペースの速い心音くらいが実感可能な「命の証」で、逆にいつもあんなに元気な細君が明らかに調子悪そうにしているのを見てうろたえることの方が多かった気がしま須賀、ここ2週間ほどでしょうか、徐々にお腹が目立つようになってきて、彼/彼女がいるべき場所をさすりながら世迷言を呟くという日課(?)にも、精が入ってきています。
ただ、妊娠が分かってからずっと、「これからどんなことが起きるんだろう」とか「赤ちゃん(人間)はどんな風に生まれて、大きくなっていくんだろう」といった好奇心に突き動かされている気がしています。そうした気持ち自体が否定されるべきとは思いませんし、また「父親かくあるべし」みたいな話にもお付き合いしかねますけれども、こうしている間にも急激な成長を遂げている彼/彼女をお迎えするために、もういささか精神面や、物理的な面での準備をしていきたいと思っています。加えて、今始まりつつある事柄を何かの言い訳にはするまい、そうとも考えております。
出産・子育てを通じて共に成長する、というようなことはよく言われるそうで須賀、少なくとも世間知らずで「偏食家」の私にとっては、彼/彼女に教えてあげられることより、彼/彼女から教わることの方が多いかもしれません。このような形でのご報告となった皆様には、大変失礼を致しました。細君共々、楽しくやってまいりたいと思いますので、ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

*1:女の子の双子が生まれてきて、その直後の2人の行動からそれぞれに名前を付けた、など…