2008-08-12 ■ ほん ほん 生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)作者: 福岡伸一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/05/18メディア: 新書購入: 56人 クリック: 1,487回この商品を含むブログ (1109件) を見る「生命とは何か」という問いに、分子生物学を中心とする研究物語から迫った作品です。「生命は自己複製するシステムである」という定義から出発して、それを批判的に読み解く…研究史としては面白い読み物だと思います。「動的平衡」というような考え方は、なまじ商業的に言われることが多いからか初めて学問的にアプローチできた気がしますねぇ、えぇ。とても勉強になりました。 ただ個人的にいえばそこまでというか、ちょっと前に騒ぎになったような勢いは感じませんでしたけどね。文章は確かにきれいだったけど。でも野口英世のエピソードは仕事の役にも立ったしいいやwwww