かぶとむしアル中

取材現場を離れて久しい新聞社員のブログ。 本の感想や旅行記(北朝鮮・竹島上陸など。最初の記事から飛べます)。

北朝鮮竹島イラン旅行記
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南朝鮮偵察記韓国旅行記五日目・ロッテワールド

ロッテワールドと最後の晩餐

認定ウル

災氏、みつお、彼女の三人は朝食がてら仁寺洞へ散歩に行ったんで須賀、私は翌々日に韓国語認定試験を控えていたので部屋でお勉強でした。認定ウル。

遊覧船から見るソウル

彼らが帰ってきたら身支度をして宿を出発です。地下鉄で여의도(汝矣島)まで行ってから、漢江遊覧船に乗ってロッテワールドに近い잠실(蚕室)の船着場までしばしの船旅。川沿い(特に南側)にマンション*1が多かったのが印象的でしたね。

ロッテの街にて

船着場に着いてからは歩いてロッテワールドを目指したんで須賀、道中のあちこちで工事があったのを覚えています。日本で言うなら夢の島みたいな感じですかね。そんなエリアを抜けて大通りに突き当たると、もうロッテ、ロッテ、ロッテ。「ロッテ通り」と言っても差し支えないような光景が広がっていました。
そこを歩いて、ロッテワールド近辺に着いたのは午後2時半頃。すぐに入ってロッテワールド内で何か食べてもよかったので須賀、そちらの方が安かろうということ地下鉄잠실(蚕室)駅の地下で食べることにしました。ここで食べたのはもちろん(藁)ビビンバ。もう完全に魅せられてしまった感じですねww あとみつおが食べた辛ラーメンの残り汁をワンショット*2w まぁこの代償はなかなか高くつくんで須賀ねorz
食べ終わった後はついに今日のお目当て、ロッテワールドに! …の前にですね、またまた寄り道をして(藁)、ロッテマートというデパートとスーパーの中間くらいの店*3に入ることに。するときましたね〜、このどこかで見たことのあるようなお菓子の数々www もちろん大量購入してしまいましたw ていうかなんで同じ韓国企業同士で類似品合戦してるんですかwww 写真の商品*4、明らかにハイチュウですよねw
おもちゃコーナーでは、でかでかと임진왜란(壬辰倭乱)*5と書かれたレゴ*6を見つけて微妙な気持ちになりました… もちろんお城で両軍が戦っているんですねorz 売れてるんですかね、これ。。。
あとせっかくなので現地の人たちの立ち居振る舞いを観察してみたんですけど、普通に焼き鳥かなんかを食べながら店を歩く少年*7や、職務中にケータイをいじる女性店員*8なんてのが印象的でした。
微妙にショック(?)だったことをもう一つ。一通り買い物を終えてみつおや彼女と話していた時に発覚したんですけど、なんでも彼らは何度か韓国人と間違えられて、ネイティブスピードでまくし立てられたことがあるらしいんです。もちろん私はありません。まぁ間違えられるのが嬉しい人もいれば腹立たしく思う人もいるでしょうし、自分だってどう思うかは分からないわけで須賀*9、だからこそいっぺん体験してみたかったですね。でもこの髪の色*10じゃ無理かな…

そしてロッテワールド

そして大きな買い物袋*11を提げた私達は、ついにロッテワールドへw 5時からパス&外国人割引で結構安く*12入ることができました。
で、中、なんですけど、五階建て屋内+屋外の巨大な遊園地、にしてはちゃちかったですねorz 確かに五階建てっていうのも屋外つきっていうのも嘘ではありません。ただ、真ん中の空間が吹き抜けみたいになってぽっかり空いているんですね。これはみつおが言っていたんで須賀、「真ん中が死んでいるから広くない」というのはまさに言い得て妙、といったところでしょう。ちなみに一番下の階はスケートリンクになっていて、上の階からも見えるようになっているんで須賀、せっかくだったので「イナバウアー*13」と叫んでおきましたwww
更にもう一つ文句(?)を言うなら、屋外の景観ですね。例えば東京ディズニーランドって屋外ですけど、敷地外の景色を徹底的に排除しています*14よね。それに対してロッテワールドはどうかというと、外のビルやらホテルやらがモロ見えなんです。しかもその建物の密度がなかなかのもので、少なからずの圧迫感を感じさせます*15。何人かとも話したんで須賀、ここには言わば「借景」的な要素もなかろうと。別にそれはそれでよいと思いま須賀、外の景観に対してさほど意識をしている様子がないのが印象的ではありました。
てか遊園地にまで来てそんなこと言ってんなって話ですよねww まぁジェットコースターみたいなの*16にもいくつか乗りました*17けれども、メリーゴーランドにみつおと二人乗りして怒られたりもしましたけれども(藁)、まぁぼちぼちってところですかね? あまり遊園地とかに興味があるほうではないのでよく分からないですけど…
また余談になるんですけど、ここのあるアトラクションのお姉さんが結構楽しそうにおしゃべりをしながら受付をしていたんですね。まぁ確かにその人が友人なのか職場の人なのか、その話が雑談なのか職務上重要な連絡なのか*18はよく分かりません。でもロッテマートでも見た少年と女性従業員の様子も含めて考えると、この社会は「ながら」に対して寛容な部分があるのかな、という印象は抱きました。

遊園地に民俗博物館?

そんなこんなでとりあえず一通り回ったらしい私達は、ロッテワールド付属の「民俗博物館」*19に寄ってから帰ることに。入ってみたら意外とボリューム菅野美穂感のある展示に驚きましたが、やっぱり高句麗の展示にはやや力が入ってましたねw 高句麗の歴史は韓国の歴史だ、という主張に反対するつもりは特にないで須賀、高句麗の歴史は韓国だけのもの、と言いたげな彼らの口調はやっぱり見ていて痛々しいです。その割には「倭寇=日本人」の一点張りですからねw 後期倭寇の主体は中国出身者*20というのはほぼ定説ですし、15世紀半ばの朝鮮側史料には「倭寇には朝鮮出身者も多かった」なんて記述すらありながら、それを黙殺するのはご都合主義としか言いようがないでしょう。まぁ「倭寇は韓国の歴史の一部だから『倭寇』の名称を変更せよ」って言ったら許してやるよwww*21
てなことを考えながらここは一人で見て回っていたんですけど、またまた意外なことに私が一抜けで外に出てしまったんですね。で、なぜか出口(っていうか係員みたいな人がならんで座ってるとこ)の外側にある「日帝占領時代」なる展示*22を見てから誰かと合流しようと引き返したら、係員のおじさんが何だお前は、みたいなアクションを取ってきました。そこでここぞとばかりに(?)「친구가 있는데…*23」と言ったんですけど、その返事がなかなかのものでした。
係員のおじさん「You, Japan?」
まぁそうだけど*24もうちょっとまともな英語使おうよw 一応韓国語で「はい日本人です」って言ったら「あ、そう」みたいな感じで通してもらえましたがww

居酒屋再び

こうして無事(?)みんなと合流した後は、この旅最後の晩餐へ。どこに行こうかという話になったので須賀、彼女の強い要望もあって三日目に行った居酒屋*25に行くことになりました。
入ってみると早速おばさんが「また来たのね」(災氏訳)と招きいれてくれ、チヂミを頼もうとすると「サービスするから他のものを頼みなさいよ」(災氏訳)… いやあ、本当にお世話になります☆ この日食べたプデチゲ*26は特においしかったです。そしてその汁をみつおと乾杯*27してしまった件*28
宿に戻ってからは大まかな荷造りをして就寝しましたとさ。
え? 手抜き? そんなことないですよwww

*1:「現代」と書かれたものが目立ちましたね。現代財閥のものなのでしょう

*2:そういえば一気のことをそう言うんでしたねw

*3:日本で言うところのヨーカドーくらいですかね

*4:上からクラウン社の「マイチュウ」、オリオン社の「パイオチュウ」、ロッテ社の「チューレット」ですwww

*5:日本で言うところの「文禄の役」です。ラリった秀吉が朝鮮に出兵したやつですね

*6:厳密に言うとレゴ社ではないようで須賀…

*7:まぁ日本でもたまにいるけどw

*8:確かに職務上必要な連絡なのかもしれないですけどね

*9:だって間違えられなかったんだもの

*10:意外なことに、韓国で髪の毛を染めている人は結構少ないんですね。なので「髪を染めてる香具師は不良」なんて言われてるとか言われてないとか…

*11:ちなみに有料です

*12:一人21000ウォン(約2600円)だったかな?

*13:イナ・バウアーさんってドイツ人だったんですね

*14:「夢の国」ということで外界を連想させるものは大概伏せられていますよね

*15:まぁ当然私の感想でしかないので須賀

*16:前日ニュースで見たアトラクションはやっぱりお休みでしたね、事故でもあったんでしょうか…

*17:カメラの位置が日本のアトラクションよりも少し後でしたけどねw

*18:話し込んでる感じだったしそんなシリアスな雰囲気ではなかったですけれども

*19:遊園地にこんなのが付いてるってすごいですよね

*20:有名な頭領の「王直」なんて人もそうだったとか

*21:ちょっと冗談が過ぎましたかね(焦)

*22:まさかここだけ無料開放とかそういうオチですか?w

*23:韓国語で「友達がいるので…」

*24:ただ厳密に言うと私は日本人であって日本ではない

*25:성공시대(成功時代)というお店です。見かけたら是非入ってみては?

*26:ハムやラーメンが入った異色のチゲです

*27:「杯を乾かすと書いて乾杯」って例のヤツですねwww

*28:やめとけばよかったのに…orz